からだの中に現れるさびとは、酸化してしまった脂肪のことで、動脈硬化や肌の老化を招く原因ともなります。
ビタミンEにはこの酸化反応を進行させない抗酸化作用があるのです。
他の作用としてはホルモン分泌を調整したり、血行を促進する働きも持っています。
そのため、ビタミンEはサプリメントとしてだけでなく、肩こりや腰痛、手足の冷えを解消するための医薬品としても広く使われています。
時々、ビタミンEを飲むようになって手足の冷えは改善されたけれど、いつもより生理が早く来たという人もいるようですが、これもビタミンEのホルモン調整作用によるものと思われます。
ビタミンEは生理不順や更年期症状の改善にも用いられていますので、生理がいつもより早く来ても特に心配はありませんが、長引いたり出血量がいつもより多い場合などは医師に相談することが必要です。
ビタミンEは自然界にも豊富に存在し、野菜、穀物、豆、海藻類、動物性や植物性の油など、とても多くの食品に含まれています。
現在のところ、取りすぎによる副作用は知られていないようです。
これはビタミンEが体の中に満たされてくると、それ以上の吸収をストップさせるからだと考えられているからのようです。
ただし食品で摂る場合には問題ありませんが、サプリメントでビタミンEを摂る場合は過剰摂取にならないよう表示の量を守ることも大切です。
ビタミンEは一緒にビタミンCも摂ることで、抗酸化作用がより強力になります。
よく友達と冗談ぽく、『いい歳』になったら『EとC』などといったりもします。


