こういった状況からも、日本における食の安全神話は崩壊したといわれています。
日本の主要食品自給率は他の主要国と比較して圧倒的に低いのです。
それは、海外からの輸入に頼らなければならないという状況です。
にもかかわらず、輸入品のほとんどがノーチェックで国内に入ってきています。
つまり、食品の安全を考えるには海外からの輸入品をしっかり監視、管理しなくてはならない状況であるにもかかわらず、それを全く行っていないというのが現状なのです。
食品の安全が守られていないというのは、こういったところに現れています。
輸入品に対して、国内ではあまりにも無頓着すぎるといわざるを得ません。
そして、その流れは徐々に国内生産品に対しても侵食しています。
ここのところ、生産地の偽装問題が急増している事は、ニュースでよく見かけます。
海外の安い食材を国産と偽って用いるという偽装が、様々な分野で行われています。
特に、牛肉やウナギなどの高級品に関しては、こういった偽装が多いようです。
嘆かわしい事ですが、これが現実といわざるを得ません。
日本はあまりにも食品の安全に対し無警戒過ぎました。
それが、現在の安全崩壊を生み出した原因といえます。
今後は、そういった点を見直す方向で政策がとられるようですが、あまり積極的とはいいがたい状況です。
経済自体が危機を迎えている現状においては、なかなか重点的にとはいかないようです。
しかし、食品の安全は、最も優先して確保すべき最大のテーマなのではないでしょうか。


