しかし、これまで数々の事件によって、海外からの輸入品に対して出ていた不満と不安の声が、ここに来てようやく届いたというわけではないようです。
アメリカ、中国と、短期間において一度に問題が重なったので、ようやく重い腰が上がったというだけです。
現状では正直いってあまり多くは期待できないという感が否めません。
食品の安全を国に任せておくのは、決して安全であるとはいえない状況です。
つまり、各個人、各家庭が自分で自分自身、あるいは家族の身体を守るために、食品の安全について学ばなければならない時ではないのかと思います。
その為にはまず、食品の安全の根本的な概念を学ぶ必要があると思います。
食品の安全とは、いうなれば命の保障です。
生活の基盤といえる衣・食・住の一つに数えられる食というのは、人間にとって最も重要なものです。
特に命に関わる問題です。
人は住む所がなくても着る物がなくても生きてはいけますが、食べる物がなければ生きてはいけません。
つまり、食は生命維持という大きな役割を担っているのです。
食品の安全という概念は、すなわち生命を守るという事です。
これは人間が最も優先すべき事項である事は明白です。
よって、食品の安全という概念は、誰かに委ねるのではなく、人間一人一人がしっかりと把握すべき問題なのではないでしょうか。
生活そのものの基盤であり、命そのものの土台ともいえる食について、しっかりと各自が考える根本的な姿勢に立ち返る時が来たといえるのではないかと思います。



